推古2年(594年)に信濃国の智春上人が出雲市の旅伏山(たぶしさん)に着き、推古天皇の眼の病を治すために当地の「浮浪の滝」に祈ったところ平癒されたので、祈願成就のお礼に建立された勅願寺であるといわれています。かつては修験道の霊地として広く知られ、あの武蔵坊弁慶も修行したと伝えられています。
山陰屈指の紅葉といわれるほど見事な彩りを魅せる鰐淵寺のもみじ。切れが深く、葉が小さい「いろはもみじ」という種類で、赤橙黄色に染まる葉が幾重にも重なり、山全体を彩るその美しさは他の追随を許しません。
山陰道宍道ICより県道184号線経由、車で約25分