臨済宗妙心寺派大雲山康國寺は、元亨2年(1322)南北朝時代、弧峰覚明(こほうかくみょう)禅師を開山とし、当地の豪族であった康國公の寄進によって建立されました。
枯山水の美しい庭園は、松江藩7代藩主松平治郷公お抱えの庭師沢玄丹により、天保元年(1830)から三年半の歳月をかけて築かれました。
禅院特有の枯山水と背後にある旅伏山に貯水池(錦鏡池)を借景に取り入れた庭園は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で2005年にはランキング8位、2006年にランキング12位。
観覧料 300円
一畑電車旅伏駅より徒歩20分