正面の門、中央の出雲屋敷は、明治29年に建てられた出雲地方の大地主であった江角家の母屋、長屋門を移築したものです。大戸口を入ると広い土間に立派なケヤキの大黒柱、また重厚な黒松の梁組が屋敷の風格を物語ります。建物の南側は、三の間、二の間、書院と座敷が続く三間造りで、書院からは出雲流庭園が見渡せます。
季節ごとの部屋飾りを楽しみながら喫茶ができる松籟亭、日本を代表する美術工芸の特別展示や郷土ゆかりの作家の作品を紹介する展示室もあります。
JR出雲市より車で約15分/出雲大社より車で約10分